北野ちぐさの相場のつぶやき seasonII

2月27日のつぶやき

「活況を呈するインドネシア不動産市場」

米系不動産会社の調査によると、ジャカルタ都心部のオフィス賃料は2012年に前年比46%上昇しています。2013年も同35%と、アジアで最も高い上昇率となるようです。この背景には、日中関係の悪化や中国の賃金上昇などで生産拠点を中国から移転する企業が増えていることや、世界有数の小売企業が消費市場の拡大が期待できるインドネシアへ進出していることが主な要因になっています。経済の先行き見通しについて「向こう5年間は良好」と考えている国民が93%(!!)という調査結果もあり、内需を追い風に不動産市場は活況を呈しそうですね。