北野ちぐさの相場のつぶやき

5月2日のつぶやき

「台湾LED業界に春が訪れる…?」

台湾LEDメーカーの株価に動きがみられます。5月15日から電気料金が値上げされるため、産業界で照明のLED化が進められていることが大きな要因です。特に工業用の値上げ率は最大で37.3%に達し、ハイテク産業で競合する韓国よりも2割超割高となります。小売店ではLED電球が品薄となり、部品メーカーもフル稼働で生産するなど対応に追われています。台湾LEDメーカーの4~6月期は市場予想を上回る好決算となるとの期待も高まってきました。製品価格の低迷から業界再編を進めてきたLED業界にやっと春が訪れたようです。