北野ちぐさの相場のつぶやき seasonII

10月17日のつぶやき

「インドネシアで物色される『ディフェンシブ株』」

市場全体が失速してきたとき相対的に堅調な動きとなるのが、通信株や公益株などディフェンシブ株です。インドネシアではガス大手のペルサハーン・ガスが上場来高値水準まで上昇してきました。今夏、液化天然ガスを気化するためのプラントを搭載する船舶、FSRUをアジアで2番目に導入した企業でもあります。FSRUは陸上にプラントを建設するよりも半分以下の費用で建造できることから、近年、プラント等の整備が遅れている新興国において注目されています。株式市場で新たな材料を待つ間、このようなディフェンシブ株が物色されるかもしれません。