北野ちぐさの相場のつぶやき seasonII

11月14日のつぶやき

「インドネシア企業の決算がほぼ出揃う」

インドネシア主要企業の1~9月期決算は、世界景気の減速を受け、石炭や非鉄金属、農園関連が減益や赤字となった反面、銀行や不動産、セメントを含むインフラ投資関連、通信・ガスなどの公益関連が好業績を維持しました。特に好調さが目立ったのは銀行で、国内最大手行は前年同期比21.2%増益、国内2位行は同26.2%増益となりました。政府が6月に、住宅、自動車、二輪車ローンの最低頭金比率引き上げに踏み切るなど、銀行業界にとっての逆風があったにもかかわらず個人向け融資が拡大。国内経済の底堅さを確認する結果となっています。