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代表取締役社長 藍澤基彌

 
より多くの人に証券投資を通じ、より豊かな生活を提供する
 本年、当社は、創業90周年を迎えました。当社は、創業者 藍澤彌八 が大正7年(1918年)7月7日、東京株式取引所(現 東京証券取引所)一般取引員を継承したときより始まります。創業者「藍澤彌八」の精神は、『より多くの人に証券投資を通じ、より豊かな生活を提供する』という社是と、「お客様との共存共栄」「地域密着」といった経営姿勢に、今も脈々と受け継がれております。
 こうした経営姿勢を代表する指標が「預り資産」と「口座数」です。これらの指標はお客様からの信頼の結果であるという考え方に立ち、その積み上 げを重視する経営を行ってきたことで、当社は、中堅という規模で、バブル崩壊後の厳しい時代を乗り越え、独立系としての独自のポジションを築き上 げてきました。2008年3月期は株式相場悪化の影響を大きく受け、預り資産は低下することとなりましたが、そうした環境下でも口座数は前期比約8千 口座増の208,491口座と順調に増加し、お客様の支持を確実に広げることができました。

第二の成長に向けて…
 当社は2006年2月のジャスダック証券取引所上場を「第二の成長期」(第二の創業)のスタートラインと位置づけ、新たな成長戦略を始動しております。
 成長戦略では、中長期的な目標として「規模の大きさよりもお客様に提供する価値の大きさで評価され支持される企業価値の創出」を目指しております。この実現に向けた重点テーマとして当社は、「収益基盤の強化」と「収益構造の多様化」を推し進めております。
 ジャスダック上場以来、当社は、この2つの重点テーマを追求していくための基盤づくりに注力しました。前者については、アジア株式取扱い市場を新たに3市場追加しアジア8市場の株式ネットワークを実現させると共に、充実したアジアビジネスネットワークを活かした商品・サービスの充実を図りました。
また、投資一任運用サービス「ブルーラップ」の開始、当社独自の業態「証券取引コンプレックス(複合)店」の拡大などによりチャネルの充実を図りました。そして後者については、投資銀行業務と引受業務の強化を図るため、投資銀行本部の整備・強化、関連子会社の機能強化、国内外の専門企業との アライアンスの拡充などを推し進めました。
 2009年3月期からは、強化されたサービス体制のもと成長戦略の本格化を図ってまいります。アジアビジネスネットワークと4つのチャネル(対面、 電話・FAX、インターネット、投資一任運用サービス)を最大限に活かした営業活動により、お客様によりご満足いただけるサービスの提供を目指 してまいります。更に、これらの既存ビジネスの強みを投資銀行業務にも反映させ、新規進出分野の事業拡大を図ってまいります。

信頼され、選ばれる存在であり続けるために・・・
 これまでの当社の成長は、お客様のご愛顧、株主の皆様のご支援、アライアンス企業様のご協力、そして従業員の弛まぬ努力が、永きにわたり積 み重なってきた結果であると認識しており、ステークホルダーの皆様に厚く御礼申し上げます。
 今後も当社は、信頼され、選ばれ続ける存在であり続けるために、企業規模ではなく提供する価値の大きさで評価される企業を目指します。また、上場企業の名にふさわしい強い企業体質、将来の収益力を押し上げていくための総合力、より充実したリスク管理・コンプライアンス体制、更には事業活動を通じて社会に貢献していくことを目指したCSR(企業の社会的責任)経営を推し進め、企業価値の最大化に努めてまいります。
 2008年6月より新経営体制がスタートし、今後、私が先頭に立って新生アイザワの経営に一層尽力してまいります。投資家の皆様におかれましては、一層のご理解とご支援を賜りますよう心よりお願い申しあげます。

2008年7月
代表取締役社長 藍澤 基彌
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