基本情報

　　　　　　 　　　　　　　 　　　　　　　 　　　　　　　

面積	191万km²
人口	2億7,020万人（2020年）
首都	ジャカルタ
政治体制	共和制
主な宗教	国教は、イスラム教（87％）・キリスト教・ヒンズー教・仏教・儒教の５つ
名目GDP	1兆591億米ドル（2020年）
一人当たりGDP	3,912米ドル（2020年）
通貨	ルピア
為替レート	1ルピア＝0.0081円（2021年10月末）
時差	－２時間

（出所） IDE-JETRO 発行「アジア動向年報2021」、為替レートはBloomberg

首都移転構想に賭けるインドネシア

インドネシアはコロナ対策に苦慮してきた国の一つですが、足元は感染者が大きく減少する中で、ウィズコロナへ舵を切っています。そのような中、経済回復の起爆剤として期待されるのが首都移転構想です。

ジョコ・ウィドド大統領は、独立100周年を迎える2045年までに、首都をジャカルタから東カリマンタン州へ移転することを発表しました。東カリマンタン州は、従来から天然資源が豊富な地域として知られています。近年は、州都のサマリンダや港湾都市のバリクパパンを中心に都市開発も進められており、2021年８月には両都市間を結ぶカリマンタン島初の高速道路が全線開通しました。第１期ジョコ政権（2014～2019年）のジャカルタ地下鉄開業に匹敵する目玉のプロジェクトとして注目されています。

インドネシアの首都移転構想は、歴代政権でもたびたび浮上しては進まなかった経緯があります。悲願の首都移転の実現へと前進できるのか、今後の進捗が注目されます。

インドネシア株式市場について

　　　　　

経済学では、長期的に見ると株価はその国の経済力に見合った水準に近づくという考え方がありますが、インドネシアの市場時価総額は約8,088兆ルピアとGDP比52％にとどまっており、依然として成長余地は大きいと思われます。

代表的な銘柄には、マイクロファイナンス（低所得者層向けに小口で融資し起業などを支援する金融サービス）の世界大手であるバンク・ラヤット・インドネシアや、トヨタ自動車などの日本企業とも多く提携する、ASEAN最大の自動車メーカーのアストラ・インターナショナルなどがあります。

株式市場

インドネシアの株式市場について

現地立会日	月曜日〜金曜日（祝祭日を除く）
取引時間	月曜日〜木曜日 前場　9：00 〜 12：00（日本時間 11：00 〜 14：00） 後場　13：30 〜 16：00（日本時間 15：30 〜 18：00） 金曜日 前場　9：00 〜 11：30（日本時間 11：00 〜 13：30） 後場　14：00 〜 16：00（日本時間 16：00 〜 18：00）
売買単位	100株
売買通貨	ルピア
呼び値	株価に応じて1.00〜25.00ルピア ただし、50ルピア未満は市場で取引されない（ウォッチングリスト銘柄を除く）
値幅制限	前日終値より 株価50 〜 200 ルピア未満　　 ＋ 35％、-７％ 200 〜 5,000 ルピア未満　＋ 25％、-７％ 5,000 ルピア〜　　　 ＋ 20％、-７％

取扱銘柄

手数料

インドネシア株式委託手数料（税込）

対面取引手数料		売買代金の 2.20%
ブルートレード手数料	インターネット・モバイル発注	売買代金の 1.65%
	コールセンター発注	売買代金の 1.98%
	コンサルネット発注	売買代金の 2.20%

為替スプレッド

決済方法は、円貨決済または外貨決済を選択することができます。円貨決済の場合は、為替スプレッドを反映したレートを適用します。

通貨	為替スプレッド
インドネシアルピア	（100ルピアに対して）3銭

決算情報