MESSAGE IFAを目指す方へ

はじめに

日本の個人金融資産は1,800兆円を超えており、その内、過半数が現預金となっています。
将来に向けて中長期的な資産形成が重要視されている中、「貯蓄から資産形成へ」の推進が重要な課題にあります。この課題を解決するため、専門的な知識を有し、推進できる金融サービス提供の担い手の一つとして、独立した立場で顧客にアドバイスを提供できるIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)が注目されています。

年々、お客さまの金融サービスに対するニーズは高まってきており、IFA事業者は徐々に拡大をみせてきています。
独立した立場で、ノルマや自社の商品販売のしがらみがなく、お客さまと長期にわたり関係性を構築できることから、身近な相談相手になれるとして期待されています。

拡大が見込まれるIFA

日本における IFA を含む金融商品仲介業者の登録外務員数は、ここ数年増加傾向にあります。
一種外務員のウェイトが高まる傾向にあるものの、二種外務員も一定割合を占め、個人の金融商品仲介業者としての登録外務員数が増えており、合計で約4,200名となっています。
IFAプラットフォーム等によるIFAビジネスへの支援が強化されてきていることから、既存の金融機関のサポートとは一味違う「IFAの魅力」が感じられます。

金融商品仲介業者の登録外務員数

(出所)日本証券業協会、アイザワ証券作成

IFAの動向

日米で比較してみると、日本のIFAは約4,200名に留まっている一方、米国においては、IFAが約12.7万人と個人向けに資産運用などの金融サービス提供者として、IFAが大きな役割を果たしています。

お客さまは金融危機を経て、金融サービスを利用する上で、金融機関のブランドではなく、本当に良いサービスが受けられる金融機関との取引を好むようになりました。また、米国では、IFA向けの支援サービスが充実したことで、大手証券会社等と遜色ない金融サービスが提供しやすくなったことが、IFA拡大の要因の一つとして挙げられます。

日本でも、老後に備えた資産形成への意識が高まってきており、企業型DCやiDeCo、NISAという非課税制度の拡充が進み、個人の資産形成を後押ししています。
IFAは銀行や証券会社等だけではなく、保険代理店、税理士、不動産仲介業、ファイナンシャルプランナー等でもアドバイザーとしてなり得る業態であり、お客さまののニーズに合わせて、最適な金融サービスを提供するIFAの必要性はますます高まってきています。

アイザワ証券からIFAの皆さまへ

新型コロナウイルス流行に伴い、全世界的に経済が混乱をきたし、ますます金融市場の不透明さが増す中、今多くの人々が求めているのは、将来への「安心」と「希望」です。

日本における個人金融資産の大半が現預金となっている中、人生100年時代を迎え長期にわたり安定的な生活を実現していくことが求められる上で、「貯蓄から資産形成へ」の推進が重要な課題であることは言うまでもありません。
これらを推進する担い手として、独立した立場で、お客様に的確なライフプランをご提供できうる立ち位置にある 「IFA(Independent Financial Adviser/独立系ファイナンシャルアドバイザー/独立系 FA)」の存在が注目されています。また、同時にIFAの皆様への期待とその存在意義は確実に高まっています。

時代の変化と共に、金融に求められる役割も変わりつつあります。
アイザワ証券は、2021年4月に保険や確定拠出年金の専門知識を有する者、IFA事業に高い知見を持つ者などを社内外から集結させ、「IFAビジネス本部」という本格的な組織を立ち上げ「IFAプラットフォーマー」として、再スタートを切りました。
私たちは、IFAの皆様に「最新のシステム(IFA専用ホームページ)」や「長期・積立・分散に適した投資金融商品」のご提供、ならびに「タイムリーな情報」のご提供をさせていただくとともに、「スタートアップ研修・定期研修」をフルサポートさせていただき、「厳格なコンプライアンス体制」を提供しIFAの皆様を強力にご支援させていただきます。
また、専任スタッフが同行営業をはじめ個別相談、企業型確定拠出年金の導入サポートなどIFAの皆様お一人お一人に寄り添ってご支援いたします。

是非、私たちにご相談ください。

IFAビジネス本部