チャレンジ制度
CDP・研修


2022年7月から9月の3ヶ月間、グループ会社のJapan Securities Co., Ltd.(以下「JSI」、ベトナム)で、"初"の短期研修が実施されました。
本研修は、自らチャレンジしたい社員を応援するため、CDP制度(社内公募)によって募集しました。
本研修の目的は、当社の強みであるベトナムの魅力を実際に見て触れることで情報提供の質を高めるためです。またJSIは当社の各部署との繋がりが深く、研修を通して業務への理解も深めることができます。
今後は、毎年3ヶ月研修を実施する予定です。また、社員がチャレンジできる機会を増やすため、1ヶ月程度の研修も実施する予定です!


JSIでの
研修について
第1回JSI業務体験研修
3人が挑戦し3ヶ月みっちり
体験してきました!
研修の内容は、ほぼ現地の業務に近いプログラムで構成されています。
1日のスケジュールから、どのような業務体験をしてきたか実際に見ていきましょう!
余談ですが、アジア12市場の取扱いを行っているため「外国語は活かせるか?」と聞かれることも多く、
特に本社業務では、恐らく皆さん想像以上に使う部署があります。
ほんの遊び心で、研修に行った社員に英語で紹介してもらいました。是非、読めるかチャレンジしてみて下さい!
Profile
-参加者紹介-
-
エクイティ部 外国株式課
宍倉 陽菜Hina Shishikura
2019年4月
入社、千住支店配属
2022年11月
エクイティ部 外国株式課
アイザワ証券の強みであるベトナム株をより深く理解し、多くの人に実体験を踏まえた魅力をお伝えしたいと考え応募しました。また、学生時代に学んでいた英語が使えるという点も魅力的でした。目標としていたことは、北から南までベトナムを知り尽くすことです。
-
業務統括部 決済管理課
髙井 竜二Ryuji Takai
2021年4月
入社、相模原支店(現町田支店)
2021年10月
業務統括部 決済管理課
入社前から漠然と海外で仕事をしてみたいという思いがあったため、興味が湧いたのが大きな理由です。
それに加えて現在の決済管理業務でJSIと連絡を取り合うことが多く、現地での業務を学ぶことで自分の業務の理解を深められると思い、それを目標にして参加しました。 -
財務部 財務課
森本 凌都Ryoto Morimoto
2021年4月
入社、豊中支店(現千里中央支店)
2023年1月
財務部 財務課
お客様にベトナム株の魅力を伝えるなかで、実際に自分の目で見て感じて、提案の幅を広げたいと思ったためです。
また、学生時代より、漠然と海外で優秀な方と一緒に働くことに憧れがあったため、チャンスだと思い、思い切って応募しました。
Schedule
Commuting
We used a taxi to get our office but traffic was always so heavy that we were often behind schedule, particularly if it rained.
To start a day in office, we checked on what happened yesterday in Vietnam. It’s in both English and Japanese.
Thanks Mr. Google Translate.
Japanese translation
出社
オフィスまではタクシーを使っていましたが、ラッシュ時の混雑がひどかったので予定時刻より遅れることもしばしば。雨の日は体感5割増しの混雑具合です。会社到着後は、最初に前日のベトナムニュースをチェックします。日本語の新聞や英語でのニュースを読み、私見などを含めて自分なりにレポートを作成します。
Japanese translation
出社
オフィスまではタクシーを使っていましたが、ラッシュ時の混雑がひどかったので予定時刻より遅れることもしばしば。雨の日は体感5割増しの混雑具合です。会社到着後は、最初に前日のベトナムニュースをチェックします。日本語の新聞や英語でのニュースを読み、私見などを含めて自分なりにレポートを作成します。
Regular Meeting
Morning meetings were held within 3 trainees in this time. We presented & discussed reports which made in the morning.
Mr.Kitayama, an expat of JSI (bottom right in the picture), frequently joined us in order to help cultivate our better understanding for Vietnamese economy and culture.
Japanese translation
朝会
9時からは、研修生3名で、朝作成したレポートを発表しそれについてディスカッションを行います。駐在員の北山さん(写真右下)に参加してもらい、ベトナム経済・文化のへ理解を深める手助けをよくしてもらいました。

Japanese translation
朝会
9時からは、研修生3名で、朝作成したレポートを発表しそれについてディスカッションを行います。駐在員の北山さん(写真右下)に参加してもらい、ベトナム経済・文化のへ理解を深める手助けをよくしてもらいました。
Lunch
People in JSI have lunch altogather at relaxing space from 11:45 while people in AIZAWA enjoy their own lunch time.
Some of our colleagues got us Vietnamese fruits on their way to the office.
I was surprised to know they have nap time after lunch. It’s usual culture in Vietnamese company.
Japanese translation
昼食
アイザワではそれぞれ各自で昼食時間を取ることが多いですが、JSIでは11:45から一時間の昼休憩をまとまって取ります。リラックススペースには誰かが出勤途中に買ってきた南国フルーツが並ぶことが多いです。
ランチの後にお昼寝の時間があるのに驚きました。ベトナムの会社ではあたりまえのことみたいです。
Japanese translation
昼食
アイザワではそれぞれ各自で昼食時間を取ることが多いですが、JSIでは11:45から一時間の昼休憩をまとまって取ります。リラックススペースには誰かが出勤途中に買ってきた南国フルーツが並ぶことが多いです。
ランチの後にお昼寝の時間があるのに驚きました。ベトナムの会社ではあたりまえのことみたいです。
Lecture by Local Staff
After lunch (and nap) time, we usually had lectures by local staffs. Subjects were mainly jobs in JSI and how it relates to AIZAWA, but vice president Trang san was in charge of Vietnamese culture like school, history, wedding,,,.
Japanese translation
現地レクチャー
昼食後はベトナム人スタッフによる講義の時間です。基本的にはJSIの仕事、そしてそれがどのようにアイザワと関連しているかを学びましたが、副社長のチャンさんからはベトナムの学校・歴史・結婚などの文化についての講義を受けました。

Japanese translation
現地レクチャー
昼食後はベトナム人スタッフによる講義の時間です。基本的にはJSIの仕事、そしてそれがどのようにアイザワと関連しているかを学びましたが、副社長のチャンさんからはベトナムの学校・歴史・結婚などの文化についての講義を受けました。
English Lesson
One hour English lesson was arranged for us on every Tuesday and Thursday. We had a teacher from Scotland, he taught us basic business English.
We put efforts to express our thoughts and opinions in English even though the teacher was super talkative.
Japanese translation
語学勉強
火曜・木曜は一時間の英語レッスンの時間を設けてもらっていました。スコットランド出身の先生を迎え、基本的なビジネス英語を学びました。おしゃべりな先生に負けないように私たち自身の考えや意見を英語で表現し、英語力の向上のために尽力しました。

Japanese translation
語学勉強
火曜・木曜は一時間の英語レッスンの時間を設けてもらっていました。スコットランド出身の先生を迎え、基本的なビジネス英語を学びました。おしゃべりな先生に負けないように私たち自身の考えや意見を英語で表現し、英語力の向上のために尽力しました。
After Work
Most of local staffs leave the offce exactly on 17 (and we completely followed the culture).
After work, we were ocasionally out for town to have dinner and hit a bar.
In last week of our staying, locals held a farewell party for us at authentic Vietnamese pub called Bia Hoi. I was (of course) made to drink plenty of beer by collegues in IT Dept. (See how fun I am in the picture)
Japanese translation
業務終了
ほとんどのローカルスタッフは17時ぴったりに退社していたので、私たちもしっかりとその文化に従いました。退社後は3人で食事に出かけることも多く、日本人スタッフに連れて行ってもらうことも時々ありました。
滞在の最終週には、現地スタッフの皆さんがビアホイと呼ばれるベトナム式ビアガーデンで送別会を開いてくださり、私がIT部門の人たちに飲まされ続けたのはいうまでもありません。(写真内の筆者・髙井はベトナム人よりベトナム人に見えますね。)
Japanese translation
業務終了
ほとんどのローカルスタッフは17時ぴったりに退社していたので、私たちもしっかりとその文化に従いました。退社後は3人で食事に出かけることも多く、日本人スタッフに連れて行ってもらうことも時々ありました。
滞在の最終週には、現地スタッフの皆さんがビアホイと呼ばれるベトナム式ビアガーデンで送別会を開いてくださり、私がIT部門の人たちに飲まされ続けたのはいうまでもありません。(写真内の筆者・髙井はベトナム人よりベトナム人に見えますね。)
Day Off ――
休日の過ごし方


研修を振り返って
-
行く前と実際に現地で
感じたギャップ-
宍倉 陽菜
思っていたよりもかなり発展していたのがギャップでした。高層マンションやビルが立ち並び、バイクばかりだと思っていましたが車も多く、電気自動車や電気バスも走っていました。また、ベトナムでは女性の活躍が著しくてとても影響を受けました。
-
髙井 竜二
東南アジア諸国はどこも日本人が一番多いイメージでしたが、ベトナムは韓国人の割合が最も多かったのが意外でした。経済的にも韓国資本の流入が多く、それに伴って人の流れも活発になっているようでした。
後は聞いていた通りでしたが暑すぎます。信じられないくらい日焼けします。 -
森本 凌都
私はバブル後生まれで、かつての日本の黄金期を経験していないため、「ベトナムは日本の高度経済成長期と類似している」といわれてもあまりイメージが湧きませんでした。正直言うと、実際に現地を訪問するまでは、どこか新興国を下にみているような気持ちがあったのかもしれません。ですが、現地での生活を通じて、「成長しているとはこういうことなんだ!」と、渡越前とはイメージが大きく変わりました。
-
-
一番の衝撃
-
宍倉 陽菜
ベトナム人の優秀さです。私が研修させていただいたアイザワ証券のグループ会社JSIで働くベトナム人の方々は日本語も英語もペラペラで、他の日系企業の方も英語はもちろんのこと中国語や韓国語など色々な国の言葉を話すベトナム人が多くとても勉強熱心と仰っていました。統計で見たのですが日本人よりもベトナム人の方が英語を話せる割合が高いそうです。
-
髙井 竜二
バイク関連は衝撃の連続でした。まずは量です。道路上のバイクもそうですが、歩道に止めてあるバイクの多さが異常です。通れないから車道に出ようとすると走行中のバイクからクラクションを鳴らされる最悪のスパイラルがよく起こります。どうせ轢かれないので気を大きく持ちましょう。バイクには子供を乗せるなら一台に4人くらいまで平気で乗せます。雨でもカッパ着てバイクに乗ります。それだけ市民の足として重要ということです。
-
森本 凌都
バイク渋滞や工事の多さにも驚きましたが、一番驚いたのはランチ後のお昼寝タイムです。
JSIでは昼休憩がぴったり1時間あるのですが、現地スタッフはランチを済ませると、マイ枕を取り出して寝ていました。会議室の床でがっつりと寝ているスタッフもいたので、初めて見たときはとても驚きました。ベトナムではごく普通の光景のようです。
-
-
一番の思い出
-
宍倉 陽菜
普段お客様に推奨していたベトナム企業を実際に訪問させていただき、工場見学やIRの方から直接お話を伺えたことです。アナリスト資格もなく、まだ3年目であった私がこんなにも貴重な体験ができると思いませんでした。もちろん現地アナリストにくっついてオマメ状態でしたが、実際に見たり聞いたりして理解が深まりましたしベトナム企業に愛着がわきました。
-
髙井 竜二
一番の思い出は現地スタッフが開いてくれた歓迎会&送別会です。
まだ慣れていない中での歓迎会でベトナム流の飲み会を経験しました。基本的にビールか梅酒で宴会をするのですが、どこかで誰かはずっと乾杯してます。
このサイトではベトナム流の宴会に慣れた送別会での髙井の様子を写真で見られます。 -
森本 凌都
コーロア村で偶然出会ったおばあちゃんとのお茶会です。
フィールドワークとして、一人でベトナム辺境にあるコーロア村を訪れた際、この村に70年以上住むベトナム人女性と出会い、約一時間お茶をすることになりました。英語が通じなかったのでGoogle翻訳を使っての会話でしたが、かつてのベトナムの様子や、国が発展することへの物寂しさなど、現地の方から直接聞けたことは一生の思い出です。
-
-
研修を経て成長したこと
-
宍倉 陽菜
普段リテール営業をしていて、細かい仕組み等は知らなかったのですがJSIでの研修で証券会社の仕事の幅広さを知りました。また、ベトナムで生活している中で日本では当たり前と感じていたことに疑問を持てるようになりました。
-
髙井 竜二
知識の面も成長は大きかったですが、感覚を養うことができたのが一番大きな成長だと思います。成長著しいベトナムという国では日本の常識が通じないこともあり、感覚的な視野を広げることに注力しました。一つの物事について考えるにあたって画一的な視点に留まらない考え方を持てるようになったのが大きな成長ポイントです。
-
森本 凌都
抽象的ですが、濃密で刺激的な3か月を過ごして、視野が広がったと感じています。
様々な経験を経て、キャリアプランを考える上での材料になったことはもちろん、社内にいるだけではわからない「アイザワを外からみる」という経験は、自社理解という意味でも大きく成長したと感じています。
本研修が初の試みということで、不明点が多くある中での参加でしたが、手を挙げCDP制度を活用して本当に良かったと思います。
-
-
仕事にどの様に活かして
いきたいか-
宍倉 陽菜
JSIで初めて、注文の流れや仕組みを実際に見て教えてもらい、今はアイザワ証券で外国株式の発注業務に携わっています。アイザワ証券ではアジアだけでも12市場の取扱いがありそれぞれの国で取引時間や取引ルールも異なるため学ぶことばかりで興味深いです。
やり取りは英語なのでベトナムで学んだ金融英語を活かしたいです。また、JSIとアイザワ証券がもっとより深く協力できるような懸け橋になりたいと思います。 -
髙井 竜二
ベトナム滞在中から業務改革のための大きなプロジェクトの実地調査を任されており、帰国した今はその実現に向けて経験を役立たせています。知識や経験だけでなく現地スタッフとの人脈を使って尽力しており、今後はそれを活用してさらに現在の業務理解を深めつつ、将来ベトナムに赴任できれば良いと思っています。
-
森本 凌都
当時は資産形成課として参加していたので、帰国後は主に顧客及びファイナンシャルアドバイザーに現地での体験談を共有することで、ベトナム株をより身近に感じてもらうことを意識して業務に取り組んでいました。今年より財務部に異動となり、外貨決済業務を任されることとなりましたので、現地で培った英語力と、トレーディングや財務に関する経験を上手く活用して、現地スタッフとのスムーズなやりとりができればと思います。
-
-
今後、挑戦してみたいこと
-
宍倉 陽菜
リアルタイムでベトナム株を取引できるのはアイザワ証券だけで、現地法人があるため情報も多く強みだと感じています。実際にベトナムへ行って成長性をとても感じたので、ベトナム株に興味がある人はもちろんのこと、興味がない人もベトナム株に興味がわくような普及活動に挑戦したいです。
-
髙井 竜二
今は現在の業務の幅を広げることを目標にして毎日の業務に励んでいます。そのために金融知識を蓄えるだけでなく英語力を伸ばし、ベトナムでの経験を活かして社内のより多くの方々と繋がりを強めていきたいと思っています。具体的には知識の部分でいえばCFP・証券アナリストの取得やTOEICの点数向上などです。
-
森本 凌都
短期的な目標として、研修で培った英語力を引き続き磨きあげ、TOEIC860点を取得したいと思います。中期的な目標としては、JSI研修で得たことと、英語力、財務経験のアウトプットとして、USCPAや証券アナリストの取得を目指したいと思います。
そしていずれは立派になってベトナムに戻りたいとも考えています。
-