基本情報
面積 | 33万1,236km² |
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人口 | 9,648万人(2019年平均、暫定値) |
首都 | ハノイ |
政治体制 | 社会主義共和国 |
主な宗教 | 仏教・カトリック・カオダイ教など |
名目GDP | 3,408億米ドル(2020年) |
一人当たりGDP | 3,499米ドル(2020年) |
通貨 | ドン |
為替レート | 1ドン=0.0050円(2021年10月末) |
時差 | -2時間 |
(出所) IDE-JETRO 発行「アジア動向年報2021」、為替レートはBloomberg
「ポストチャイナ」の最有力国に?
長期化する米中貿易戦争がベトナムに特需をもたらしています。
もともとベトナムは、現地マーケットの成長性や若くて安価かつ優秀な人材の存在などを理由に、有望な事業展開先として注目されてきました。さらに、ハノイから国境都市まで150km足らずと近い隣国の中国では、ここ数年、人件費上昇を背景に、グローバル企業による生産拠点の移転を模索する動きがありました。そのような中、米中貿易戦争の激化は、世界的なサプライチェーンに組み込まれた中国企業によるベトナムへの工場移転をも加速させており、ベトナムは「ポストチャイナ」の有力国として存在感を高めています。
ベトナム政府も海外マネーを呼び込むために、2019年にはCPTPP(環太平洋パートナーシップ協定)、2020年にはEVFTA(EUベトナム自由貿易協定)、RCEP(東アジア地域包括的経済連携)など、大型協定を相次いで合意・発効し、貿易の自由化を促進しています。いずれも価格競争力などの面から、加盟国の中でベトナムが恩恵を受けるのではないかと期待されています。このように、しばらく外国からのFDI(海外直接投資)がベトナムの経済成長を牽引していくでしょう。
ベトナム株式市場について
ベトナムには、ホーチミン証券取引所とハノイ証券取引所の2つの証券取引所がありますが、上場基準の関係から、前者には大企業、後者には中小企業が多く上場しています。したがって、上場銘柄数はほぼ同じですが、時価総額には大きな差があります。このような傾向から、私たちがベトナム株投資を行う際も、ホーチミンで取引を行うケースがほとんどです。
また、ベトナム政府は証券市場の効率性の工場を目的として、両証券取引所を1つに統合することを目標に掲げています。株式取引をホーチミンに集約し、ハノイは債券とデリバティブ取引を行う市場へと再編していく方針です。日本でも2013年に東京証券取引所と大阪証券取引所の現物取引の統合が行われましたが、将来的にホーチミンは現在の東証、ハノイは大証のような役割を担っていくと思われます。
株式市場
ベトナムの株式市場について
現地立会日 |
月曜日〜金曜日(祝祭日を除く) |
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取引時間 |
ホーチミン・ハノイ |
売買単位 |
ホーチミン:100株(上限50万株を超える注文は分割発注) ハノイ:100株(上限なし) ※ベトナムの単元未満株の売却は毎週火曜日のみ正午まで受け付けております。 |
売買通貨 | ドン |
呼び値 | ホーチミン:株価に応じて10〜100ドン ハノイ :株価に関係なく100ドン |
値幅制限 | ホーチミン:前日終値±7% ハノイ :前日終値±10% |

お取扱い銘柄
- ティッカー(コード)または銘柄名を入力してください。
手数料
ベトナム株式委託手数料(税込)
対面取引手数料 | 売買代金の 2.20% | |
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ブルートレード手数料 | インターネット・モバイル発注 |
売買代金の 1.65% |
コールセンター発注 |
売買代金の 1.98% |
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コンサルネット発注 | 売買代金の 2.20% |
為替スプレッド
決済方法は、円貨決済または外貨決済を選択することができます。円貨決済の場合は、為替スプレッドを反映したレートを適用します。
通貨 | 為替スプレッド |
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ベトナムドン | (1,000ドンに対して)20銭 |
ベトナム株価一覧
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