転換社債とは
転換社債とは、企業が発行する債券(社債)の一つで、普通社債と異なり、社債を転換価額で株式に転換することができる社債のことをいいます。Convertible Bondという英語の頭文字をとって「CB」とも呼ばれます。
転換社債は、あらかじめ利率(クーポン)や償還期限が定められています。また、株式に転換できる価格・期間が定められており、その期間内であれば発行企業の株式に転換することも可能です。
転換社債の価格変動イメージ
転換社債は、債券的性質と株式的性質の両方を持つ資産であることから、株価上昇局面では株価との連動性が高くなり、下落局面では債券としての価値が下支えとなり下落が緩やかになる特性があります。
転換価額 | 発行時に定められた株式に転換する際の価格 |
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パリティ価格(理論価格) | 転換社債の価値を株価と転換価格からみた理論上の価格。100を上回っているときは株式としての特性が、100を下回っているときは債券としての特性が強く表れる。 |
乖離率 | 転換社債の市場価格がパリティ価格とどの程度乖離しているかを見る指標。 |
上場銘柄一覧
転換社債上場銘柄については日本取引所グループホームページをご確認ください。
金融商品等の取引に関するリスクおよび留意点等
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